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寺院消滅



経営の危機に瀕するお寺と、お寺やお墓はもういらないと言う現代人。
この問題の根底には、人々のお寺に対する不信感が横たわっている。
僧侶は、宗教者としての役割を本当に果たしてきたのか。
檀家や現代人が求める「宗教」のあり方に応えることができているのか。

地方崩壊の根底に横たわる寺の消滅問題について、日経ビジネスの記者が全国の寺や檀家を取材し、
徹底的にルポ。芥川賞作家の玄侑宗久氏らのインタビューを交えてこの問題に迫る。

amazon内容紹介より抜き書き


2015年5月に出た本ですが。一読おすすめします。日経の記者さん著なので読みやすいし。

私の周りは「入るお墓がなーい」人ばかり。姉妹だけだし次男の嫁だし一人だし、とか。
さて、どうします?

本書でも紹介されているのですが、先日テレビで紹介された、「ゆうパック」で遺骨を送るシステムには衝撃を受けました。

埼玉県熊谷市にある曹洞宗・見性院には毎週のように「遺骨」が、宅配便で送られてくる。遺骨は、ペットの骨や化石などではない。れっきとした火葬後の人間の骨である。
中略

見性院の住職・橋本英樹さん(49)が、ゆうパックを使った「送骨サービス」を受け付け始めたのが2013年10月のこと。寺に届けられた遺骨は本堂で供養した後、境内の永代供養塔に合同納骨という形で納められる。送骨による永代供養を希望する者は、見性院のホームページなどから申し込み、寺が用意してくれる専用の段ボール箱に骨壺を入れて送るだけだ。 
日経ビジネスオンライン 遺骨を「ゆうパック」で送る時代 漂流する墓 (下)より引用

利用可能な宅配サービスは、ゆうパックだけとのこと。
わざと山手線に置き忘れるよりはね。3万円でもう目にしなくて良いのならって。
嫌いでもうかかわりたくないとか、ろくに会ったこともない人だしとか、もろもろ維持するお金がないとか。
理由はいろいろあるのでしょう。
なんて効率的。でも、ため息。

こういうのまとめた情報サイトを探してみたら・・・ありました。
イオンの供養
0120-さあくよう さあくよう こちらに電話で相談すれば良いって。

イオンは、「お気持ち」であったお布施の金額を表記して物議を醸しだしたことがありましたね。
でも今みんな知りたい!もろもろいくらかかるのー

まあそれでも未来のことは自分たちが好きなようにすればよいのです。
(たとえばお骨をダイヤモンドにすることも、宇宙にまくことも可能なのですから。)

問題は、今あるもの→消滅していくものの後始末。
跡継ぎのない家、墓、寺、地域の交流、会、システム、そんなものとの決別あるいは存続するのに、
下手すると膨大なお金と手間が。
まずはそこからですね。お片付け。


本書の前半は、去っていく島民がお墓を横倒しにしていくとか廃寺だらけのエリアがあるとか
哀しい現実が丹念に描かれているのですが、
後半はこれからのこと。希望はたくさん。
新時代に即した宗教のありかたや、我々が納得できそうなシステムが紹介されています。

いい方法を探せば良いのだと思います。選択肢は無限。
学びましょう。

(2015年11月)

  • Date : 2015-11-29 (Sun)
  • Category : 書籍
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