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『圏外編集者』都築響一さんトークイベント



圏外編集者

ミニコミ(自主流通出版)・少流通出版物の取り扱い書店 模索舎さん主催の
『圏外編集者』(朝日出版社)出版記念 都築響一さんトークイベントに行ってきました。
超満員の中、暑さで朦朧としながらのメモ取り。ざざっと書き直してみます。

場所は新宿2丁目。
まずは、この近くに世界中のレズビアンが集う店があるよ!というお話から(笑)

都築さん、20歳の頃。平凡出版社(いまのマガジンハウス)でバイトを始める。
雑誌ポパイ→ブルータス で約10年。

そのころ、フランクフルトで開催していた世界一の本の見本市へ。

会場の片隅で、5部限定の冊子を並べた皮ジャン男。それはソ連の地下出版物だった!
カーボン紙を使って力いっぱいタイプライターを打つ→ 5枚が限界。なので限定5部。
画像は写真の切り貼り。ホッチキスどめ!これぞコピー取るのも危険な国の出版物。

一方NYのアングラ界には、文学のPUNKS登場。
ルーズリーフにプリントしてビニール袋にいれたもの。これがなかなかいい。

日本でMACだレイアウトだ言ってる場合じゃない。
想いをカタチにするパワー!

ガリ版とは、日本で生まれたアナログコピーシステム。
徳島のガリ版マニア氏。終戦直後のエロカストリ雑誌を完全復刻している。
文字もイラストもすべて手書き。

EXELで絵を描く堀内さん。
Excelで描く! 定年後に花開いた画家 堀内辰男の才能
(会場爆笑。なんでなんでExcel?オートシェイプ機能フル活用)

島尻武史「ロマン汽行」汽車と乙女たち
(タイトルそのまんま!蒸気機関車の前で茶摘みをする不自然な乙女たちとか。)

村川シゲ「KIRIE ELEISON」キリエ エレイソン 
(なんと聖書の世界を写真で表現しようとした。
けど舞台は日本のなんてことない場所と人・・・。)

アマチュアはアマチュア界のトップを狙う。
アマチュアが楽しみにしているのは、カメラ雑誌最後ページの中古カメラ情報と
最新機種の記事と自分が送った投稿コーナー。

好きなことでお金を稼ぎたくない。そんな人々がいる。

神様はボツに宿る と称して、アサヒカメラのボツ写真から傑作を探し出した。
評判よかったのに、一度で終了。
そこで見つけたスター↓
北村公 超お金持ち 素人女性を雇いヌード撮影、美味しいもの食べさせる。
シャワーキャップをかぶったまま、ビリヤード台に枕をあててよっかかってるヌード写真
シャワーキャップ→髪が濡れないように
枕→ビリヤード台が肌にあたって冷たいから
(この2点がなければアラーキー級の写真になったのに(笑) ← そこが最高

川崎さら(漢字不明) カメラと一体化した女の子 ポスト梅佳代
ZINEを何冊か出している。このレベルの人が写真集を出せない時代っておかしい。

巨大な公募展会場 それは都美館と国立新美術館 
「たぶろう会」 50年続いてるたぶろう美術協会の作品がすさまじい。
しかも全国組織。熱意あふれる作品群。
(怒涛のホームページたぶろう美術協会。急に音楽が流れてきたりするので要注意)

三井昌志「渋イケメンの国」
(表紙だけで会場大爆笑)
作者はもともとひきこもりだった。思い立ってインドへ。

福岡に毎年あらわれる、ソフトボール試合をしている「かかしたち」
毎日おじさんが全員を少しずつ動かし、スコアに書き込み・・・。
60日かけて試合終了させるそうな。最後は胴上げも。

いまもっともトレンドなアウトサイダーアート・・・それは悠仁さまの信号機!
宮内庁の文化祭に秋篠宮家の長男悠仁さまが出品した、ほぼ実物大の信号機オブジェ!
悠仁さまの「信号機」にメーカー驚き 昭和40年代の絶滅危惧モデル

自分と杉本博司氏は同じ場所で写真を撮ることがある。
杉本氏 → その場所を使って自分の作品をつくりあげる
都築氏 → そこどこですか?と聞きたくなるように、そこを報道する

自分は編集者であり、ジャーナリスト。
もっと文章や写真がうまい人がいたら、どんどん任せたい。

写真は、どんどん撮る。
クレームが来たらコミュニケーションする。
たくさん怒られてなんぼ!

「定額料金で書籍雑誌読み放題」の時代がそのうち来る。
「珍日本紀行」の中国版をつくりたい。



もっと面白い話はあったかと思いますが、朦朧としてしまいメモできたのはこんな感じ。
お客の投げ銭=都築さんのギャラ ということでした。

本書でも、次々とわきあがる都築さんの意欲!にひたすら感動。
そしてそのフットワークの軽さに脱帽です。

(2015年12月)
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